ホームヘルパーは、介護に関する資格を必要としますが、未経験者でも就職や転職は可能です。一般的には、介護職員初任者研修を修了してからホームヘルパーとして仕事に就くことになりますが、訪問介護事業所によっては、資格取得のためにかかる費用を援助してくれる資格取得支援制度を設けているため、これを利用すれば働きながら資格が取得できます。この研修は、最短で約1ヶ月ほどで修了できますし、通信講座もあるため、他の仕事に就いている場合でも、受講は可能です。ですから、転職や再就職に備えて資格を取ろうとする人が多いと言われています。
また、ホームヘルパーとして働く魅力の中には、家族の介護や子育て中で時間的な制約がある方も、パートや登録ヘルパーの雇用形態であれば、自分の都合の良い時間を選んで働ける点です。特に登録ヘルパーの場合には、ダブルワークが可能な事業所が多いため、自分に合った仕事の仕方ができます。
さらに、訪問介護事業所は、平日の昼間の営業が一般的ですが、中には早朝や夜間、土日にも対応しているところもあります。夜間や緊急時の対応する夜間対応型訪問介護や定期巡回および随時対応型訪問介護看護といったサービスも増えており、日中の1時間から2時間程度働く登録ヘルパーもいるようです。他の介護施設と比べると、自由度が高い働き方ができるので、家庭を持つ女性も活躍しやすいのではないでしょうか。
介護の仕事に興味はあるものの、勤務時間や資格のことを考えると、なかなか前に踏み出せないという方は、ぜひホームヘルパーに注目してみてくださいね。